郷を守護する神武天皇の長兄・五瀬命の子ども達

高千穂郷(高千穂・日之影・五ヶ瀬)には古来より天孫降臨の地、高千穂を守護するため、鸕鶿草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)の御子、五瀬命(イツセノミコト)が五人の子ども達(臣下という説もある)を、高千穂郷を貫流する五ヶ瀬川流域の要所五カ所に五行(木・火・土・金・水)を基に配置され、祀られました。
五瀬命は、大和朝廷の初代天皇である神武天皇(神日本磐余彦命=カムヤマトイワレビコノミコト)の長兄で、神武とともに東征に加わったとされています。

神太郎水神(川詰神太郎)

日之影町見立の県道日之影宇目線沿い、日之影川を背後にする形で社がある。五行では木徳神、色は青。

弥十郎水神(綱瀬弥十郎)

日之影町七折の旭化成梁崎発電所近く、トロッコ道跡を北に向かった綱ノ瀬川沿いの斜面に鎮座する。五行では火徳神、色は赤。

久太郎水神(御橋久太郎)

高千穂町三田井の高千穂峡の橋のたもとにある鳥居の奥に鎮座する。五行では土徳神、色は黄。

安長水神(雑賀小路安長)

五ヶ瀬町三ケ所廻渕の国道218号下、三ケ所川対岸の森の中に鎮座する。五行では金徳神、色は白。

小波三郎水神(波帰瀬小波三郎)

五ヶ瀬町波帰、県道竹田五ヶ瀬線沿い、熊本県との県境に架かる波帰之橋手前の五ヶ瀬川沿いに社がある。五行では水徳神、色は黒。

御朱印帳

高千穂・五大水神の御朱印帳ができました。